村林流和裁学苑は、名著と評判の高い『図説きものの仕立方』 (1990年 紫紅社刊)の著者、村林益子(1925-2013)が1951 年に創設した和裁教室です。2011年以降は娘の村林千恵(1953-)が苑長を継ぎ、益子の築いた指導方法そのままに、直門の多田なほみと共に寺子屋式の個人指導をおこなっています。
村林流は学校和裁とはことなる、専門家の合理的で洗練された仕立方を基礎からていねいに、個人のペースに合わせてお教えします。肌襦袢、寝間着、浴衣、単衣、長襦袢、袷……と、段階を一つまた一つ乗りこえていくときの達成感はあなたに和裁の悦びを実感させてくれることでしょう。
柄合わせの基本にのっとり、体の寸法に合わせて仕立てた着物がどれほど美しく着心地の良いものであるかを、また親子孫の代まで何度も仕立て直すことができる和服独特のゆかしい伝統を、一人でも多くの方に知っていただきたいものです。
関心をもたれた方は、電話03-3781-0305へおたずねください。お稽古日に見学していただくことができます。
村林流和裁学苑
住所: 〒142-0053 東京都品川区 中延4丁目20−11
電話:03-3781-0305